タカナクイ(Takanakuy)喧嘩祭りの伝統!南米ペルーでイモトアヤコが17歳の少女にボコボコにされた!

タカナクイ(Takanakuy)は、南アメリカのアンデス地方で毎年行われる祭りです。

31特にペルーのクスコ州にある小さな町サントトマスで毎年12月25日のクリスマスに行われるタカナクイが有名で、男性または女性が一年に一度クリスマスの日に町の闘牛場に集まって一対一で喧嘩をするというなんとも荒っぽい祭りなのです。

 

タカナクイの衣装

img_5515タカナクイは、祭りなので楽団が出て男性も女性も大賑わいになります。

南米アンデス地方独特の音楽とダンスは見もので、町中がお祭りムードに染まります。

そこで、男性は晴れ着を着て仮面をかぶったりして戦いに挑む相手を指名するのです。

 

タカナクイのルール

ft1恋愛のライバルであったり、土地や財産のトラブルであったりと実際に問題のある相手を指名し、指名する側、指名された側は一対一で正々堂々と喧嘩をして決着をつけるというシンプルな内容です。

実際の喧嘩の様子を見てみると殴る蹴るの2つのみが許されており、つかみかかってはいけないようで、どちらかが先に倒されたら負けとなり、数分経っても決着がつかない場合は審判達数人が中に割って入り、引き分けとなります。

タカナクイの日には、こうした喧嘩が何組も行われ、女性たちもヤンヤヤンヤと騒いで大賑わいになるのです。

タカナクイでは、けが人がほとんど出ることはないといいますが、やはり本気の殴る蹴るの喧嘩では歯が折れたりくらいのことはあるでしょう。

 

タカナクイの由来

takaいたってシンプルな内容で荒っぽい祭りではありますが歴史は非常に古く、今から600年前にも遡ると言われており、かつて先住民がこの地を支配したスペイン人に対して武力で抵抗し、民族の誇りを守ったことを記念する祭が原型となっているといわれています。

また、タカナクイ(Takanakuy)とはペルーの古い方言で日本語に翻訳すると「怒りの時」という意味で、話し合いによる問題解決がなされなかった際に問題に収めるために喧嘩で決着をつけた事が始まりと言われています。

このタカナクイでの喧嘩によりトラブルを抱えていた二人の決着がついたり、和解して抱き合ったりと、お互いの人間関係を改善する意味でも重要な祭りといえます。

イモトアヤコ

seタレント、お笑い芸人のイモトアヤコがテレビ番組「世界の果てまでイッテQ!」で南米ペルーの喧嘩祭りタカナクイに参加しとことも話題になっていました。

本気で殴る蹴るといった危険な祭りですが、イモトアヤコは「面白いじゃん!」「ペルーのアンデスの人には何の因縁もないけど。やっちゃっていいなら、やっちゃいますけど!あたし!」とやる気の発言をしたが、対戦相手の17歳の少女サンドラさんとの試合が始まると、イモトはサンドラの激しいパンチを受け続け、ボコボコに殴られ、最後にはサンドラの右アッパーをあごに食らって試合は終了しました。

 

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