最適な飲酒量で健康になる秘訣! ~お酒が脂肪肝のリスクを減らす~

みなさんの一日の飲酒量は、どのくらいでしょうか?

缶ビール1本?

飲み出したら止まらない?

様々な飲み方がありますが、あまりにも飲酒量が多いと医者から不摂生はダメですよって言われますよね。

しかし、適度な飲酒量ってどれくらいの量をいうのでしょう。

 

適度な飲酒量は健康に良い

Fotolia_59397411_Subscription_Monthly_M-1024x683お酒の飲みすぎは、肥満をもたらし、さらには脂肪肝にかかるリスクを高めるということは、みなさんもご存知でしょう。

過度の飲酒頻度や飲酒量などの不摂生を医師に叱られた経験がある方も多いことでしょう。

今回、日本の科学者らが、日本人男性9885人を対象に日ごろの飲酒量と飲酒頻度について調査したところ、適度な飲酒量を守ってアルコールを摂取している人は、全くお酒を飲まない人や少しの量のお酒を時々しか飲まない人より遥かに脂肪肝になるリスクが減るという結果がでたというのです。

適度な飲酒量により、最大で60パーセントも脂肪肝にかかるリスクを下げるという数字まで発表されています。

以前から過度な飲酒は、脂肪肝からの肝硬変など放っておくと深刻な肝臓病に至る原因と考えられてきましたが、この調査により適度な飲酒量は、男性において脂肪肝のリスクを減らし、健康に良い効果をもたらすことが示されました。

他の調査でも、過度な飲酒量により肝臓へ負担がかかり、肝細胞を炎症させることとなるのですが、適度な飲酒量では肝細胞の炎症を和らげる働きもあるという研究家もいるほどです。

また、「ビールは健康に良い!ウソを切り真実を知る」でも紹介したように動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、ダイエットにも効果があるといわれています。

 

最適な飲酒頻度と飲酒量ってどれくらい?

今回の調査で、脂肪肝にかかるリスクが最も低かった人たちの飲酒頻度は、21日間に3回~4回というもので、週1回程度の飲酒が最適と考えられます。

しかし、ビールなら1日に約1リットル、ワインなら1日に2杯までという飲酒量を守れば、最大で週5回まで飲酒頻度を増やしても健康に良い効果が得られるというのです。

つまり、週1回の飲酒頻度で多量のアルコールを摂取する分、週5回に分けて最適な飲酒量を守ることで同じ効果が得られるということでしょう。

飲酒頻度を守って週1回の飲み会にするか、適度な飲酒量を守って週5回の晩酌にするかはあなた次第というわけです。

 

最適な飲酒量で健康になる秘訣!まとめ

今回の調査結果をみて、お酒好きの方は、大喜び、または一安心していると思いますが、あくまで適切な飲酒頻度と飲酒量を守ってこそ効果が現れるのです。

アルコールには「ビールが世界中で愛されている理由」で紹介したように1杯飲むと続けて飲みたくなってしまう性質があることを忘れずに適度な飲酒量を守るということを忘れずに。

でも、仕事での付き合いやストレスなどでついつい飲酒量は増えてしまいますよね。

みなさんもお酒には「しじみ」が良いということは聞いたことがあると思います。

スーパーなどの陳列棚をみても「しじみ」と書かれた商品がたくさんありますね。

その中でもCMなどで大ヒットした「ついつい飲みすぎてしまう方」のための健康食品が「しじみ習慣」です。

→しじみ習慣の成分量はどこに表示されている?成分記載に騙される

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