ジャンクPC|NEC Mate ME

自作PCといってもハイエンドなものからジャンクまでいろいろです。
前回、ご紹介させていただいたように私は「NEC Mate ME」を購入。
家族用のPCなのですが、後にPUBGが動くPCにすると約束。
ということで、安く、とりあえずPUBGが動くPCを作ろうとヤフオクとAmazonを検索しました。

「NEC Mate ME」には標準で「Core i3 550」がのっています。
HDDは160GBのものが標準装備されているはずですが、ジャンク品のため、ストレージは無しでした。

まずは、LGの24インチ液晶モニターとSSD120GBを購入して、ケースに貼ってあったプロダクトキーを試すべくWindows7をインストール。
さらにWindows10に無償アップグレードして動作を確認。

LG 24インチモニター

「NEC Mate ME」は標準でメモリが1GBですが、購入したときから2GB積んでありました。
しかし、メモリ2GBではWindows10は重いようで、再びWindows7をクリーンインストールしました。
Windows7で動作を確認してみたところブラウザなど家族で遊ぶには良好です。

PUBGができるPCという約束

とにかくジャンク自作PCは、アップグレードを重ねるのが醍醐味。
このスペックでとにかくゲームができるPCにするとなると、必須なのがグラボです。

Mate ME 背面

グラボを選ぶときの一番のネックはロープロファイルでないとケースに入らないということです。
また、ケースを買うことを前提にしても、NECのマザーボード基盤ではバックパネルが合いません。
さらにグラボの補助電源がないことと、電源容量が足りるかということも問題です。
とりあえずケースをあけてみることにしました。

NECの情熱が伝わるケース

Mate内部

ケースを明けてみるとびっくり!
かなりコンパクトにぎっしりつまっています。
また、ドライブ類を抜き差しするにも簡単で、設置するトレーを跳ね上げたりとギミックが面白く、使いやすい仕様でした。
さらに驚いたのはCPUクーラーです。
ケース前面の吸気ファンから直接CPUクーラーのヒートシンクに風を当てて冷やす仕組みです。
今やNECのパソコンの中身はLenovoだらけと言われていますが、機能面に対するNECの熱い情熱のようなものを見たような気がします。

CPUクーラー

ということで、ロープロファイルかつ補助電源を必要としないゲーム対応のグラボといえばGTX1050です。
GTX1050はコスパにも優れていますが、ここでも問題がありました。
PCI-eのスロットのすぐ横にメモリソケットがあるのです。
これでは、2スロット分必要なGTX1050は搭載できません。
しかたなしに、1スロット分かつロープロファイル、補助電源なしの玄人志向のGTX1030を購入しました。

メモリとグラボ

いざ!PUBG!

さて、とりあえず準備が整ったところで、PUBGを起動!
「う、うごいた!」
ってことで、無事約束を果たした。
こんな安いPCでPUBGが動くなんて思っても見なかったと、おもいきや、なんか動きがカクカク!
できないこともないけど、ちょっとねぇーって感じ。

やはり、グラボだけでなく、CPUとメモリも換装しなければいけないのかと思い、再びヤフオクにハマることに!

CPUとメモリの換装

さて、「Core i3 550」がのっていたのだから「Core i7」ものるだろう!ということで、マザーボードを調べてみると「Intel Q57 Express」チップセットだということがわかりました。
CPUソケットは「LGA1156」です。
Q57チップセットでは 「Core i7 880」までのCPUがサポートされていますが、メーカー品の場合BIOSが対応していない可能性大です。

BIOSを確認してみてもアップデートされた気配はありませんでした。
「Core i7 880」が動くかどうかわからなかったことと、このCPUが少し高価だったことから、「Core i7 860」あたりの安いものでとりあえず試すことにしました。

そして問題のメモリです。
DDR3の1GBのものが2枚刺さっていたのですが、増設なんて洒落たことできません。
なぜならスロットが2つしかないんです。
しかたないので、4GBを2枚購入して計8GBにしてみることに。

メモリ

PUBGは動いたのか!?

ここまでで買ったもの

  • NEC Mate ME 2100円
  • モニター 約4000円
  • GTX1030 約6000円程度
  • SSD120GB 約2000円
  • Core i7 860 約1000円
  • DDR3 10600 4GB x2枚 約3000円

合計で1万8000円くらいですかね。
モニターも含めてですから、まぁまぁ納得しています。

これでPUBGが動くならOKとしましょう。
で、起動するとわりとサクサクです。
PUBGを動かしてみたところ、画質は最低レベルですが、動きはヌルヌル。
全く問題ありません。

ということで「NEC Mate ME」からのライトゲーミングPC作りは一応成功としておきましょう。
そのうち、このPCはサブ機になるのでしょうが、私にとっては今の所よくできたほうでしょう。

NEC Mate ME

HARD OFFに足を運んだり、ヤフオクで粘ればもっと安くなったと思いますが、正月休みの間にやり遂げることを目標にしていたので、ちょっと高くてもバンバン落札しました。

みなさんも、もっとこうすれば安くライトゲーミングPCが作れるぞ!というのがあったら教えてください。

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