鶏のから揚げとレモン

イミダゾールジペプチドは最も注目されている疲労回復に効果的な栄養素です。
ためしてガッテンなどでも紹介されたのでご存じの方も多いと思います。

特に鶏の胸肉などに多く含まれていることで摂取しやすいのもいいですね。
今までも様々な病気などで効果的だと言われた栄養素も摂取するときに壊れてしまっては意味がありません。

疲労回復してくれるイミダゾールジペプチドを効果的に摂取するにはどのような方法があるのでしょうか。

 

イミダゾールジペプチドの摂取方法

チキンカレーイミダゾールジペプチドは1度摂取したからと言ってすぐに理想的な効果が表れるわけではありません。
疲労回復効果を発揮するには毎日200~400mgを2週間以上、摂取するのが理想とされています。
鶏のから揚げでいうと毎日4個くらいでしょうか。

また、イミダゾールジペプチドは加熱処理により壊れるというようなことがありませんので、どんな料理でも摂取できます。
しかし、コンビニでよく見かけるサラダチキンやハーブチキンなどの茹でたものは成分が流出しているので効果的とは言えないでしょう。
イミダゾールジペプチドを効果的に摂取するなら煮汁を大切にすることが重要です。

したがって、茹でた調理品でなく、スープやカレーなど自宅で調理するものが良いですね。

 

さらに効果アップさせたいときに

鶏のから揚げとレモンイミダゾールジペプチドと同じく抗酸化作用をもつ栄養素にはビタミンCがありますが、ビタミンCは脳幹を通ることができないなど、体の隅々にいきわたるまでに効果を失ってしまいます。

しかし、大阪市立大学医学部疲労医学教室が行った実験結果では、イミダゾールジペプチドと一緒にビタミンCを摂取することで、効果を早く実感するというのです。
イミダゾールジペプチドを摂取する際にビタミンCを取るのもいいかもしれませんね。

鶏のから揚げにレモンとは理にかなった料理ということになりますね。

 

イミダゾールジペプチドの含有量をチェック

イミダゾールジペプチドは2週間以上摂取することで効果を発揮します。
毎日マグロを必要量摂取するには食費が高くつきますし、経済的な鶏の胸肉といっても毎日続くと嫌という方もおられるでしょう。

そういったときに便利なのがサプリやドリンク剤です。
イミダゾールジペプチドは熱処理による破壊がほとんどありませんので、こういったサプリやドリンク剤でも摂取できるのです。

しかし、ちゃんと含有量をチェックする必要はあります。
イミダゾールジペプチドの一日に必要な量は200mg~400mgです。
必要量の200mgに達していないものは、何本か飲む必要がありますので、必要量を満たしているものを選びましょう。

また、誤解してしまう表記がされているものもありますので注意が必要です。
例えば「イミダゾールジペプチド含有チキンエキス200mg」というような表記があるものがあります。
必要なのはイミダゾールジペプチドであり、チキンエキスではありませんので、イミダゾールジペプチドが200mg以上含有されているものを選びましょう。

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