マチェット殺人|高千穂家族6人を殺害した殺傷力の強い凶器

高千穂町押方で家族6人をマチェットで殺害するという殺人事件が起こりました。
高千穂町とは宮崎県北端部の町。
天照大神が籠った天の岩戸がある町で、宮崎市へ直通の交通手段がないという、いわば田舎町で事件は起こりました。

凶器となったのはマチェット。
現場で見つかったマチェットには血がついており、刃渡りが40センチ以上あるものだったといいます。

殺害されたのは農業を営んでいた飯干保生さん(72歳)、妻・実穂子さん(66歳)、飯干さんの次男・昌大拓海さんの長男拓海さん(21歳)、昌大さんの知人で農業を営んでいた松岡史晃さん(44歳)の4人がマチェットで切り裂かれて死亡しています。
また、昌大さんの妻・美紀子さん(41歳)と長女・唯ちゃん(7歳)は首を絞められて窒息死だったという。

マチェットとは

マチェットは中南米の現地人が山に入るときに枝をはらうための山刀マチェーテと呼ばれる刃物です。
スペルはmacheteと書き、世界的に広まったことで各国の読み方になったことで、マチェット、マシェット、マシェティなどと呼ばれるようになりました。

日本ではゲームに登場する武器などでマチェットと表記されているものが多いので、このサイトでは「マチェット」とします。

マチェットの種類

マチェットは通販などで簡単に購入することができます。
刃渡りは30センチくらいのものから60センチを超えるような大型のものもあり、安いものでは1,500円から10,000円くらいで販売しています。

マチェット

世界的に広まっただけあって、形も長さも様々です。
枝をはらうために特化したタイプは刃が長く薄くつくられたものが多いですね。
果実などの収穫道具として使うタイプは短いもので、ココナッツジュースを飲んだことのある方はピンときたはずです。
ココナッツを切るときに使うのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
次に中くらいの長さのタイプですが、これは軍事用に造られたものが多いですね。
密林地帯でのサバイバルに適した形状をしています。

銃刀法違反の適応外

日本刀などは持ち歩くと銃刀法違反により逮捕、没収されます。
しかし、マチェットは武器として造られたものではないため、家庭の包丁などと同じ扱いです。
サバイバルナイフもそうですね。

庭で竹を割るとか薪の枝をはらうとかなら大丈夫です。
しかし、持っていても犯罪にはなりませんが、人混みの中で持っていたら当然不審ですよね。
即逮捕とはいかないまでも、何故持っているのか、何故必要なのかを問われるでしょう。

マチェットの殺傷力

マチェット

ココナッツなどを切っている時に誰しもが感じると思います。
もし、凶器として使ったらものすごい殺傷力です。

こんなもので切りかかられたら当然死にますよ。
遊びや脅しでも絶対やってはいけません。
また、道具として使う場合も十分に注意が必要ですね。

マチェット殺人|高千穂家族6人を殺害した殺傷力の強い凶器 まとめ

凶器と思われるマチェットは飯干保生さんら家族の遺体が発見された寝室の畳に刺さっていたといいます。
おそらくこれが凶器ではないかと警察は捜査しているようです。
また、殺害現場から2.5キロ離れた川で自殺した飯干保生さんの次男・飯干昌大さん(42歳)が事件に関与していると考えられています。

この情報から考察すると犯人は次男の飯干昌大さんでしょうか。
マチェットで家族を皆殺しにして、罪に気づいて自殺したと考えるのが自然

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