ピーナッツ|レスベラトロール含有の茶色い薄皮に抗酸化作用がある

ピーナッツは「落花生」とも呼ばれます。

花が受粉して落ち、地中で実を生むことから「落花生」と名付けられたのです。

1871年、神奈川県の農家の渡辺慶次郎が親戚から落花生の種を譲り受け、自分の畑に蒔いたのが国内最初の栽培です。

花は咲いたが何の実もならない。

投げやりになって地面を蹴ると、地中から落花生の莢(さや)が顔を出したため、地下で結実する性質のものだとわかったといいます。

通常は一つの莢に2粒の実が入っており、その実が「ピーナッツ」です。

渡辺慶次郎
渡辺慶次郎
出典:http://blog.goo.ne.jp/oisoking/e/e1a19f0cf708adf121a530995862704c

ピーナッツの原産地は南アメリカです。

Peanut(ピーナット)、またはpeanuts(ピーナッツ)の語源は、Pea(エンドウマメ)+Nuts(木の実)から来ていますが、エンドウマメの実ではありません。

18世紀以前、落花生は家畜の餌などの用途で栽培されていました。

南北戦争による食糧難から徐々に人々の食生活に浸透していき、「ピーナッツ」の名称で広く愛されるようになったのです。

ピーナッツは、日本ではサラダやおつまみ、また、甘辛く煮て、ご飯のお供にもよく使われます。

アメリカでは、言わずと知れた「ピーナッツバター」ですよね。

なんと、ピーナッツバターの60%は脂肪だそうです。

「ピーナッツバター大好き!」のアメリカ国民の食べ方は「PB&J(ピーナツバター&ジェリー)」が主流。

要は、パンにピーナッツバターと果物のジャムを塗りたくって、サンドイッチにして食べる。

腹持ちが良さそうですよね。

また、ピーナッツバターをスープやシチューに入れることで、肉の臭みを取ることもできるとか。

おやつとしては、「ピーナッツバター&セロリ」、「ピーナッツバター&リンゴ」などという食べ方もあるそうです。

とにかくピーナッツバターが大好き! なんですね。

「ほかの国の人々は、なぜピーナッツバターを食べないんだ?」と不思議そうに疑問を投げかけるほど、アメリカでは日々、大量消費され愛され続けるピーナッツバター。

が、残念なことにピーナッツアレルギーの方も多く、アナフィラキシーショックで亡くなる方がいるなど、近年の問題になっています。

 

食材データ

種類:豆類
旬の季節:年中

主な効能

強壮、強精作用
長寿食
ガン予防
下痢の改善

 

栄養成分

ピーナッツ

ピーナッツには良質のタンパク質が含まれています。

食物繊維も100g中約3.0gと多いです。

ピーナッツに含まれる不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸)は動脈硬化を予防しますし、ビタミンB群やビタミンE、また、糖の代謝を助け、皮膚や粘膜の健康維持を助ける「ビオチン」も豊富です。

ビタミンB群の中の「コリン」「レシチン」は、記憶力や認知力の保持に関わるアセチルコリンという神経伝達物質の生成材料になり、ピーナッツを食べることにより、記憶力アップや学習能力アップ、アルツハイマー病の予防などが期待できます。

ポリフェノールの一種である「レスベラトロール」を多く含む茶色い薄皮には、強い抗酸化作用があります。

食品やサプリメントで摂取することで、抗ガン作用、美肌効果、アンチエイジングなどの効能が期待できます。

「レスベラトロール」が脂肪や糖の吸収を妨げ、高脂血症や糖尿病の予防に働きかけます。

ピーナッツを食べるときは、ぜひ渋皮ごと食べましょう。

但し、カロリーが高くなりますので、食べ過ぎはやめましょう。

1日10~20粒くらいまででやめておきましょう。

ピーナッツの渋皮には止血効果もあるといいます。

ですが、ピーナッツに含まれるビタミンは消化吸収率があまり良くなく、食べ過ぎで消化不良になり、便秘や頭痛、腹痛や下痢などという症状を引き起こす場合があります。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ですね。

ピーナッツは美味しいうちにできるだけ早く食べ切りましょう。

古くなると、肝臓障害を起こす発ガン物質のカビ毒「アフラトキシン」が発生します。

 

特徴

ピーナッツの用途には「煎り莢」、「煎り豆」、「ピーナッツバター」、「製菓原料」などがあります。

生のピーナッツを購入する際は、殻に黒ずみがなく、ふくらみの大きさが均一なものを選ぶと良いでしょう。

ピーナッツは高温や湿気に弱いです。

放置せず、賞味期限内に食べ切りましょう。

ピーナッツは、重篤な食物アレルギー(アナフィラキシーショック)の原因食材としても知られています。

本人がピーナッツバターを食べたわけでもなく、ピーナッツバターを塗ったパンを食べた恋人とキスしただけでアナフィラキシーショックを起こし、死亡したケースもあります。

ピーナッツを始めとするナッツアレルギーは、アナフィラキシーショックなどの症状を引き起こすリスクが高く、乳幼児のみならず、成人になって発症するケースも多いです。

しかも、耐性の獲得は困難を極め、治療は非常に難しいのです。

「口唇や喉の痒み」、「皮膚掻痒感、乾燥」、「発疹や蕁麻疹」、「腹痛や下痢」、「吐き気や嘔吐」、「頭痛」、「アナフィラキシー反応」などの症状には要注意です。

更に、この中でも特に注意を払うべきは「アナフィラキシー反応」です。

これは、アレルゲン摂取後15分以内に起きる重篤な症状で生死に関わります。

 

種類

落花生

インド、中国、アメリカ、ナイジェリアなどで栽培され、生産されています。

国内では、千葉県、茨城県、神奈川県、栃木県、鹿児島県などです。

「ナカテユタカ」、「郷の香」、「フクマサリ」、「金時」などの種類があります。

 

レシピ

ピーナッツバター

カロリーが高いので、ダイエット中の方にはお勧めできない。

定番の食べ方「PB&J」のほか、担担麺の隠し味としても使われる。

ピーナッツバター

 

鶏肉とピーナッツ炒め

辛めに炒めるとご飯が進む。ピーナッツを油通しすると香ばしい味が引き立つ。

 

ピーナッツ レスベラトロール含有の茶色い薄皮に抗酸化作用がある まとめ

ピーナッツには良質のタンパク質が含まれており、動脈硬化を予防する不飽和脂肪酸も豊富です。

ピーナッツに含まれるビタミンB群の中の「コリン」と「レシチン」は、神経伝達物質の生成材料になり、記憶力向上や認知力向上に働きかけます。

ピーナッツの茶色い薄皮には、ポリフェノールの一種「レスベラトロール」が多く含まれています。

「レスベラトロール」は強い抗酸化作用を持っているので、抗ガン作用、美肌効果、アンチエイジングなどの効能が期待できます。

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