マリファナ豆知識~大麻は覚せい剤でも麻薬でもない~

大麻マリファナは大麻とも呼ばれ、日本では麻薬の一種として、大麻取締法により大麻草の花や葉を使用したり許可なく所持することは禁じられています。

輸入も禁止されており、海外から持ち込むことも違法です。

たとえ医療目的であってもこれは変わりません。

この点は当然の大前提ですが、マリファナに関する豆知識をいくつかご紹介しましょう。

 

マリファナの中毒性は低め

1994年にカリフォルニア大学のジャック・ヘニングフィールド博士によって発表された研究では、アルコール、ニコチン、コカイン、ヘロイン、カフェインの5つの物質とマリファナの比較が行なわれました。

この研究では、依存、離脱、耐性という3つの点でマリファナは最も低レベルであるという結果になりました。カフェインよりも中毒性が低いというのは意外ですね。

 

マリファナは入門薬物ではない

マリファナマリファナはコカインやヘロインといったより危険なドラッグの使用リスクを高める入門薬物だと言われていますが、必ずしもそうではないようです。

2008年の調査では、マリファナを吸ったアメリカ人は1520万人、コカイン使用者は190万人、ヘロイン使用者は20万人でした。

2年後の2010年に同じ調査を実施したところ、マリファナを吸った人は1740万人へと増加しましたが、コカイン使用者は逆に150万人と減少していました。

また、ヘロイン使用者の数に変化は見られませんでした。

このデータからすると、マリファナの使用者が増加してもコカインやヘロインの使用者は増えておらず、マリファナを入門薬物と位置付けるのは無理があるようです。

 

マリファナは医療にも用いられることがある

マリファナと医療日本でも医療用大麻という言葉を聞くことがありますが、マリファナの医学的な効果に関する研究は世界中で行なわれています。

効能としては、痛みを和らげたり、吐き気を抑えたり、食欲を増進させたり、筋肉の緊張をほぐしたりなどが挙げられています。

アメリカの国立がん研究所は、マリファナはがんの進行を防ぐ効果がある可能性があると発表していますが、臨床を含めさらなる研究が必要であるということのようです。

しかしながら、アメリカにおいてマリファナは医学的な効果がないとされるスケジュールⅠドラッグに分類されているため、医療効果を実証するための臨床試験も満足に行なうことができません。

この規制により、医療用のマリファナが合法とされている州においても、医者は合法的にマリファナを処方することはできず、推奨することができるだけです。

 

マリファナと肺がんの関連性は低い

マリファナはたばこと同様に肺がんのリスクを高めると言われることがありますが、実は、マリファナの摂取と肺がんの発生率増加の因果関係は証明されていません。

大規模に行なわれた研究の結果では、一生の間に22,000本のマリファナを吸った人でさえ、肺がんのリスクが高まる傾向は確認できなかったということです。

 

マリファナで死ぬのは難しい

大麻の葉マリファナの使用者の多いアメリカにおいても、規制物質法の中でマリファナは最も規制の厳しい危険な薬物として分類されています。

そのためか、マリファナに安全な投与量は存在しないとか、吸い過ぎると死に至るなどと考えられることがあるようです。

しかしながらマリファナで死ぬためには、15分間で680kgもの量を摂取しなければならず、これは不可能です。

実際に、これまでマリファナの吸い過ぎによる死亡例は報告されていません。

 

マリファナを合法化してもティーンエイジャーにはあまり影響がない

マリファナ逮捕医療目的でマリファナの使用を認める州においても、マリファナの合法化に対する反対意見として、マリファナを吸うティーンエイジャーが増えるのではないかという声があるようです。

実際には、医療用マリファナが合法であるロードアイランド州と、合法とされていないマサチューセッツ州とを比較したところ、ティーンエイジャーのマリファナ摂取率に特に差はなかったということです。

 

マリファナと麻は必ずしも同じものではない

乾燥大麻麻として分類される植物にもいろいろなものがあり、マリファナの主成分であるデルタ−9−テトラヒドロカンナビノール(THC)を多く含んでいるのは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)という品種です。

他の品種ではカナビディオールというTHCの作用を阻害する物質が多く含まれており、ドラッグにはなりません。

 

大麻は覚せい剤でも麻薬でもない

麻薬よく大麻(マリファナ)のことを麻薬と表現することがありますが、大麻は法的分類上、麻薬にも覚せい剤にも分類されていません。

麻薬というと代表的なものがヘロインやコカインです。

ヘロインはアヘンから精製されたモルヒネを更に精製してつくられたもので、強力な離脱症状を伴うため、最も危険な薬物としてしられており、麻薬取締法で規制されています。

次に、覚せい剤ですが、ヒロポンやシャブを代表とする薬物で覚醒作用により、身体の疲労を感じないため、効果が切れると激しいウツや疲労倦怠感に襲われる危険な薬物です。

これらは、覚せい剤取締法によって規制されています。

そして、大麻ですが、元々日本には大麻がたくさん栽培されていました。

日本人は大麻への抗体があるとも言われており、大麻を栽培して繊維などを作ってもなんともなかったようです。

また、乾燥させて吸おうなどと思う人も居なかったのかもしれません。

大麻が規制されたのは、戦後アメリカによってです。

これは現在も同様で、大麻を所持することも栽培することも規制されています。

これが大麻取締法です。

大麻取締法は他の覚せい剤取締法や麻薬取締法と違って、大麻という植物そのものを規制するもので、高揚作用や幻覚作用があるなしに関わらず所持するものは罰せられます。

また、医療用大麻というのは、医療につかうかどうかというだけのことで、「医療用大麻」という植物が存在するわけでもありませんので、これも所持すると罰せられます。

 

マリファナ豆知識~大麻は覚せい剤でも麻薬でもない~まとめ

犯罪や濫用など危険なイメージと結び付けられがちなマリファナですが、意外な情報も含まれていたのではないでしょうか。

日本でも一部に医療用大麻の解禁を検討すべきだという声もありますが、現時点では間違いなく違法ですので、興味本位であっても決して手を出さないようにしましょう。

この記事は大麻(マリファナ)を肯定するものではありませんが、「大麻」や「医療用大麻」などの言葉のあや、そして他の「覚せい剤」や「麻薬」と混同されているような報道もありますので、記したまでです。

 

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あかん店長
最期までブログを読んでいただきありがとうございます。 今後も話題のネタを提供していきますので当店で珈琲を飲みながらくつろぎのひと時をおすごしいただけたら幸いです。 少しでも共感していただけたらSNSでシェアをお願いします。

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